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グループの力、先進の力、改善の力
「日経」だから達成できる価値がある
「クオリティー」をバリューに掲げ、事業においても質の高いサービスの提供に針路をとる日本経済新聞社のグループの一員として、私たちの大きな責任は、お客さまに常にご満足いただけるよう、イベントを進化させていくことにある。設立から5年、この自覚は一貫して変わりません。
「日経だから達成できる価値」をお届けするために、3つの力を大切にしています。
まず1つは「日経のグループ力」です。日本経済新聞や日経BPの雑誌、Webサイトから告知に最適な媒体やサービスを活かす情報発信力。未来の予見と専門的な知見を駆使して課題解決を支援する日経BP総合研究所と連携したコンテンツ創出力。セキュリティーと利便性を高めるデジタルテクノロジーや映像制作の力。これらを最適に組み合わせ、お客さまが求めるイベントを形にして動かします。
イベントに進化をもたらすのは「先進の力」です。多くの大規模展示会で採用され延べ3700社にご利用いただいたオンライン展示会システム「NIKKEI NEON」をベースに、セミナーに特化した「NEON Seminar Platform」を発進させました。協賛する企業ごとに受講者情報と視聴データ、アンケート回答など自動で紐づけ、自動生成したリード情報を開催当日に安全にお渡しすることができます。
展示会もセミナーもオンライン化が進んだことで、対面で接するリアルの価値も増しました。強い共感、偶然の出会いや濃密なコミュニケーション、熱気・笑顔・信頼。活気があり調和のとれたイベントには良い空気が流れます。それには課題を洗い出し、仮説を立て、現場で検証を繰り返す「改善の力」が欠かせません。
そうしたプロセスの中に、私たち一人ひとりの思いや工夫があります。展示装飾なら、ホタルのように明滅して人を引き寄せるジオラマの仕掛け、クルマを引き立たせ好印象を与える照明の色温度。ある実験によれば、初めて対面する人やモノに心が動くまでの時間は8.2秒という。人の行動、データに目を凝らせばイベントの体験価値を上げるヒントを探り当てることができると考えています。
最も大切なのは、それら全ての力を生み出す「人」です。安心して働ける職場づくりのため「がん対策推進企業アクション」パートナーとなり、予防や治療と仕事の両立支援に乗り出しました。
協力会社と力を合わせ、イベントを通じて、「今日より良い明日」、さらに豊かな未来のために貢献する。誠意、熱意、創意をもって頼れるパートナーであり続けたいと願っています。
代表取締役社長 中畑 孝雄